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十勝のアイヌ文化

人の一生

アイヌの人びとは、子どもが生まれるとすぐには名前を付けず、少し成長して子どもがどんな性格なのかはっきりしてきたら、その子にふさわしい名前を付けました。子どもたちは遊びの中で大人になってから必要な技術を身につけていきました。
13歳ころになると、男子は狩りや漁の手伝いをしながら技術を覚え、女子は着物のぬい方を身につけるなど、大人になるための準備が始まります。17歳ころになると一人前の大人として認められ、結婚もできるようになりました。
人間がその一生を終えると、魂はあの世へ行ってこの世と同じような生活をすると考え、人が亡くなると、あの世へいっても困らないようにいろいろな生活用具も一緒に持たせていました。

誕生
荷縄(になわ)を使って赤ちゃんをおぶっているようす
シンタ(ゆりかご)
タㇻ(荷縄) 荷物を運ぶときに使います。まん中の部分をひたいにかけます。