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十勝のアイヌ文化

すまい

アイヌの人たちの家のことを「チセ」といいます。チセの柱の木や屋根・壁など家を作るいろいろな材料はすべて自然のものを利用していました。
十勝では、骨組みにはハシドイやヤチダモという木が使われ、壁や屋根の材料にはおもにアシという植物が使われました。
チセのなかは四角形で中に柱がありません。中央には炉があり、窓は入口から入って正面に1ヵ所と右側(または左側)に1~2ヵ所ありました。特に正面の窓は神様が出入りする窓といわれ、とても大切にしていました。
こうしたチセの大きさは、十勝では大きなものでも幅6m、奥行き9mほどありました。

大正時代ころの帯広地方のチセ(家)
復元されたチセ(上士幌)
宝物置き場のようす(大正時代ころ)
チセのなかのようす
家とまわりのようす