Obihiro Centennial City Museum

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十勝のアイヌ文化伝承活動

バッタキウポポ(バッタの踊り)

十勝では、アイヌ文化の伝承(でんしょう)活動が活発におこなわれてきた。帯広では1950年代から古式舞踊(ぶよう)伝承(でんしょう)活動をおこなっていた愛好会が中心となり、1964(昭和39)年に帯広カムイトウウポポ保存会(ほぞんかい)設立(せつりつ)した。現在(げんざい)では、国の重要無形民俗文化財(みんぞくぶんかざい)や帯広市指定文化財(ぶんかざい)に指定されている。その後、アイヌ文化の伝承(でんしょう)活動をおこなう団体は上士幌(かみしほろ)町や幕別(まくべつ)町にも設立され、1993(平成5)年には帯広でアイヌ語教室が開かれた。

音声&動画

バッタキウポポ