帯広百年記念館運営審議会
設置目的  百年記念館の運営等に関し、教育委員会の諮問に応じて答申し、または意見を具申する 
根拠法令等  博物館法
帯広百年記念館条例
 
委員定数  20名(学校教育及び社会教育の関係者、家庭教育の向上に資する活動を行う者並びに学識経験を有する者の中から教育委員会が委嘱する) 
委員任期  2年(現在の委員任期は令和3年6月30日まで) 
委員名簿  委員長:安藤達郎
副委員長:松山久子
委員:阿部玲子(再)、安藤達郎(再)、金田美智子(再)、栗林美穂(新)、小林志歩(新)、酒井奈々子(再)、笹島香織(再)、
佐藤信勝(新)、菅原文勝(再)、須田修(新)、武田晶子(新)、竹林源一(再)、友安春雄(新)、中山里美(再)、平譯正勝(再)、
松井由孝(再)、松本京子(新)、松山久子(再)、山内健生(新)、和田尚史(新)  (五十音順)
 
会議開催状況  令和元年度第1回帯広百年記念館運営審議会(令和元年7月10日) ⇒議事録(抄)
平成30年度第1回帯広百年記念館運営審議会(平成30年7月4日開催) ⇒議事録(抄)
平成29年度第1回帯広百年記念館運営審議会(平成29年7月19日開催) ⇒議事録(抄)
平成28年度第1回帯広百年記念館運営審議会(平成28年7月 5日開催) ⇒議事録(抄)
平成27年度第1回帯広百年記念館運営審議会(平成27年7月17日開催) ⇒議事録(抄)
平成26年度第1回帯広百年記念館運営審議会(平成26年7月 3日開催) ⇒議事録(抄)
平成25年度第1回帯広百年記念館運営審議会(平成25年7月18日開催) ⇒議事録(抄) 
平成24年度第1回帯広百年記念館運営審議会(平成24年7月19日開催) ⇒議事録(抄)
平成23年度第2回帯広百年記念館運営審議会(平成23年7月14日開催) ⇒議事録(抄)

平成23年度第1回帯広百年記念館運営審議会(平成23年5月12日開催) ⇒議事録(抄)
 事務局  生涯学習部百年記念館 (電話)0155-24-5352
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平成29年度 帯広百年記念館運営審議会会議録(抄)  
開催日時:平成29年7月19日(水) 14時~15時30分 
会議次第
1.委嘱状交付
2.教育長挨拶
3.開会
4.正副委員長互選
5.報告事項
(1)平成28年度帯広百年記念館運営審議会開催状況
6.議事
 (1)平成28年度主要事業実施等について
 (2)平成29年度主要事業計画等について
 (3)その他
7.その他
8.閉会
 
報告 平成28年度帯広百年記念館運営審議会の開催状況 
議事(1)平成28年度主要事業実施状況等について 
事務局  【説明の要旨】
①利用者等の状況
②資料収集実績
③主要事業予算決算
④事業活動内容
 
委員  埋蔵文化財センターの28年度活動実績で研修人数が0名なのは理由があるか? 
事務局  博物館実習などをセンターで実施しなかったため。 
委員  学芸員がさまざまな事業を実施しており、メディアに出ることが多くなったのは、市民に身近に感じてもらえることで、良いことである。
3・4号室の壁紙の劣化が著しく、かねてより修繕をお願いしている。来年度はぜひ実施してほしい。
 
委員  今年度、紺綬褒章を受章する中谷有逸氏の作品はいつ寄贈されたのか? 
事務局  平成27年度である。 
委員  利用統計を見ると、25年度に増加し、26年度以降は少し減少しているが、その原因を分析しているか? 
事務局  25年度は高速道路が札幌と繋がった年であり、その影響で遠方からの来館者が増加したものと推測している。この年の増加は、当館だけではなく、十勝全域の施設にも見られる傾向である。 
委員  最近のインバウンドの影響と対策は? 
事務局 外国人は継続的に利用されているが、目立って急増した状況は見られない。特段の対応はしていないが、以前よりI-Podや映像などで外国人向けのサービスは行っている。
委員  体験教室、古文書教室、移動展、出前講座などの活動状況はどのようなものか? 
事務局  配布資料をもとに各事業の内容を説明。 
委員  学芸員の対外活動実績において、学会等への派遣実績が少ないのではないか。学芸員の自助努力だけで資質向上を実践するのは難しいところもあるので、館としての環境づくりを行ってほしい。 
事務局  参加できるよう、努めていきたい。 
委員  埋蔵文化財センターでの資料調査目的の利用者数は報告されているが、百年記念館の資料調査目的の利用者は、どのような分野がどのくらいの人数かを把握しているのか?また、資料調査ができるということを周知しているのか?収蔵資料中、未整理資料にはどのような資料があるのか? 
事務局  百年記念館の資料調査を目的とした人数は把握していない。資料調査の受け入れは博物館の昨日のひとつであると考えられるため、特段の周知はしていない。収蔵資料に関してはほぼ整理済みである。
議事(2)平成29年度主要事業計画等について 
事務局  【説明の要旨】
①運営方針・目標
②主要事業予算
③主要事業予定
 
委員  29年度予算中、非常用発電機、屋根修繕以外の修繕は? 
事務局  おもに一般修繕と非常用電源バッテリーのリース料である。 
委員  昨年の予算には見られない4館連携事業の予算とはどのようなものか? 
事務局  昨年度は主要事業に含めていなかった。以前より同規模の予算でマップ作成などを継続的に実施している。
委員  調査研究の方法を教えてほしい。また、今年度の常設展示室の更新はどのようなものか? 
事務局  調査研究は、研修会などの出席旅費はあるが、多くは自助努力で実施している。常設展示室の更新は、小規模予算でパネルの更新などを実施してきている。今年度は検討中である。 
委員  絵画作品の収蔵場所が不足と言われて久しい。生涯学習部としての収集と保管の考え方は? 
事務局  これまでの経緯や現状は認識しているが、限られた予算で優先順位をつけながら事業を実施しており、ご理解をいただきたい。 
委員  空き教室などを利用して劣悪な保管状況にある個人蔵の絵画作品を市で管理していただくことを検討してほしい。 
委員  ロビーの展示ケースが雨漏りのために空いているのは外観上よろしくない。 
事務局  雨漏りについては個別に検討し対処しているところ。迷惑をかけているが少々お待ちいただきたい。 
委員  創造活動センター講座の年齢層の変化はどうか? 
事務局  講座ごとに異なる世代をターゲットとしている。 
議事(3)その他 
委員  学芸調査員はどのような勤務形態か? 
事務局  週29時間の嘱託職員で、任期は最大更新7回である。 
委員  美術品の収蔵場所が不足しているらしいが、市民ギャラリーで収蔵しないのか? 
事務局  市民ギャラリーに収蔵スペースはない。 
委員  市民ギャラリーは地下にあるので、収蔵場所として(個人的には)好ましくない。現在、美術品の収蔵場所は百年記念館にしかなく、将来展望については、帯広市で検討してほしい。 
委員長(議長)  ほかに質問・意見が無いようなので、本日の会議は終了とします。 
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平成28年度 帯広百年記念館運営審議会会議録(抄) 
開催日時:平成28年7月5日 13時30分~14時30分 
会議次第
1.教育委員会挨拶
2.委員長挨拶
3.報告事項
(1)平成27年度帯広百年記念館運営審議会開催状況
4.議事
 (1)平成27年度主要事業実施等について
 (2)平成28年度主要事業計画等について
 (3)その他
5.その他
6.閉会
  
報告 平成27年度帯広百年記念館運営審議会の開催状況 
議事(1)平成27年度主要事業実施状況等について 
事務局  【説明の要旨】
①利用者等の状況
②資料収集実績
③主要事業予算決算
④事業活動内容
 
委員  百年記念館の活動が最近活発になっており、館の存在意義を知らしめている。とくに学芸員の活動報告会は、市民に活動内容を知っていただく良い機会となっており、今後も続けてほしい。
 施設整備関係の決算で100万円ほど余っているが、理由を伺いたい。
 
事務局  決算の不用額は、非常電源設備リース期間が変更になったためであり、他の用途に使うことはできないことによる。 
委員  3号室と4号室の壁紙が傷んでおり、使用料をいただいてる部屋にしては状態が悪い。修繕を検討していただきたい。 
事務局  修繕は、目に見える部分と見えない部分もあるため、それを含めて検討したい。 
委員  美術作品の管理スペースはどうなっているのか 
事務局  収蔵庫は手狭になっている。館内の既存スペースを整備改修する方向性は持っているが、予算化には至らなかった。今後も引き続き予算要求を続けていく。 
委員  引続き寄贈を受けていくのか 
事務局  必要に応じて各方面と検討しながら進めていきたい。 
委員  資料の登録状況について伺いたい 
事務局  現在集中的に作業を進めているのは植物標本で、昆虫史料も3000点ほどの整理を順次進めている。人文関係資料はほとんどが登録済みである。 
委員  寄贈での資料収集状況を伺う 
事務局  基本的に、十勝の歴史、自然に関係が深く博物館資料として価値があると判断したものを収集の対象としている。すでに複数収蔵しているもの、バックデータがないものなどは除外している。 
委員  道立美術館との棲み分けも想定されるが、美術作家の高齢化が目立っており、代替わりすると破棄されるという現状にある。こういうことを帯広市の教育行政の中で考えていただけたらと考える。温度・湿度の管理は非常に大切な事ではあるが、個々の作家の状況は物置など劣悪な状態で保管されていることもあり、市内の空き教室などの活用も考える時期ではないか。 
事務局(調整監)  以前より作家の方々から要望されており、十分認識もしているが、財政的なことから優先度をみながら対応していきたい。 
委員  学校の空き教室など公的な場所にたくさん展示していただけるとありがたい。 
委員  博物館が美術作品をコレクションすること自体無理がある。道内でも網走などが市立の美術館を持っている。 
委員  主要事業の中に紀要について記載されていない。学芸員が専門分野を研究したものについては、きちんと評価していただきたい。 
議事(2)平成28年度主要事業計画等について 
事務局  【説明の要旨】
①運営方針・目標
②主要事業予算
③主要事業予定
 
委員  自然史関係の事業はないのか 
事務局  地質講座、郷土学習バス見学会、博物館講座のほか、講演会などの開催を予定している。 
委員  自然史に関する調査について伺う 
事務局  専門の学芸員は不在である。十勝の自然史研究会、足寄動物化石博物館などの協力ですすめている 
委員  5点質問する。①「市史」の発行予定②創造活動講座のうち「版画講座」はどうなったのか③「教員のための博物館の日」は全国的なものなのか④ロビー展の「五月人形展」は今年度実施しなかったのか⑤「リウカ」の問合せ件数が前年の倍となっているが、特徴的なものがあるのか。 
事務局  ①「市史」については今のところ計画はない②版画講座は今年度は休止とした③「教員のための博物館の日」は国立科学博物館が主体となって全国で開催、十勝では今年で4回目となる④「五月人形展」は4月~5月に開催した⑤総じてアイヌ文化に関する関心が高まったことがある。学校関係の出前講座の要望も増えている。 
委員  「特別企画展」や「企画展」の取組の考え方について伺う 
事務局  学芸員の調査研究の成果や収蔵資料の公開を大きな目的として開催している。 
委員  自然史関係の事業で、昆虫や植物の調査などはどうなっているのか伺う 
事務局  植物関係は観察会を6月に実施、昆虫は普及事業の予定はないが、学芸員が調査研究を継続している。また、鳥類や哺乳類の調査研究も継続しており、連続講座を実施している。 
委員長(議長)  ほかに質問・意見が無いようなので、本日の会議は終了とします。  
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平成27年度 帯広百年記念館運営審議会会議録(抄) 
開催日時:平成27年7月17日 13時30分~15時 
会議次第
1.委嘱状交付
2.教育委員会挨拶
3.開会
4.正副委員長互選
5..報告事項
(1)平成26年度帯広百年記念館運営審議会開催状況
6.議事
 (1)平成26年度主要事業実施等について
 (2)平成27年度主要事業計画等について
 (3)その他
7.その他
8.閉会
 
報告 平成26年度帯広百年記念館運営審議会の開催状況  
議事(1)平成26年度主要事業実施状況等について 
事務局  【説明の要旨】
①利用者等の状況
②資料収集実績
③主要事業予算決算
④事業活動内容
 
委員  アイヌ民族文化情報センター「リウカ」の利用が平成23年度に比べて3倍になっている要因は? 
事務局  平成23年にそれまで2階にあった施設を1階に移設しリニューアルしたことによる。 
委員  館が33年を経過しており、傷みが相当ひどくなっている。財政上の問題もあるとは思うが、計画的に長期的な考えをもって改修をお願いしたい。 
委員長  今後の改修計画について予定があれば説明してほしい 
事務局  一昨年度に建物の劣化診断を行い、改修の年次計画が示されたが、帯広市全体の公共施設マネジメントの関係があり、当館が予定している計画通りには進まない状況にある。今後も関係部署と協議を進めながら、より良い、利用しやすい施設としていきたい。 
委員  資料の収集実績について、分野にばらつきがみられるが、年度によって変わるものなのか? 
事務局  コンスタントに毎年増えているのは、生活・商業関係で、写真は長年にわたり十勝帯広の生活や街並みを撮影した方の資料が一括して寄贈されたことにより、点数が多くなった。収集資料のジャンルは年度によりばらつきがある。 
委員  紀要33号に晩成社や植物標本などが紹介されているが、このような資料でまだ紹介されていない資料はどのようなものがあるか、また、今後の好評の見通しは? 
事務局  収集した資料については、各年度末の「新着資料展」などで紹介している。紀要にあるような「目録」という形の整理が進んでいない資料は相当数ある。今のところ、アイヌ関係では音声データなどを2~3年で目録化したいと考えている。開拓関係も昨年度から専門の学芸員が着任したので、資料整理ができたものから公開していく。しかし、人的な制約などの問題もありスムーズにいかない部分があるが努力したい。 
委員  美術資料の収蔵点数772点の中に道立帯広美術館へ寄託している資料は含まれているのか。また、美術館での展示の際に「帯広市寄託」と表示されているものといないものが見受けられるが、美術館サイドへ注意してほしい。 
事務局  収蔵点数に寄託作品41点は含まれていない。展示に関しては、美術館と話をしながら整理していきたい。
委員  「ふるさとの語り部」調査に関して、23号で発刊がお休みとなっているようだが、その後何人分をストックしているのか、また、公表の見通しは? 
事務局  23号の発刊から3年ほどブランクがある。この間、年に2~3人の聞き取りを行っているので10名弱程度のストックである。財政的な問題により印刷物とはなっていないのが現状である。 
委員  ここ数年、記念館学芸員の活躍が目覚ましい。博物館講座や出前講座、新聞やラジオなどで学芸員が出ていく機会が多いことが市民としてうれしい。今後もできるかぎり研究成果などについて市民に分かりやすく発信いただければと思う。(希望と感想) 
委員  平成25年度に実施した企画展で「十勝の美術作家」という企画があったが、今後、記念館の事業として続けていくのか?
十勝の美術史の中で活躍された作家が、年を経るにしたがって忘れ去られるのは非常にさびしい。記念館には収蔵作品も多くあり、定期的とはいかないまでも過去に粥訳した作家に日を当てた事業をすることも必要と思うがいかが?
 
事務局  「十勝の美術作家」については、具体的には決まっていないが、継続する考えでいる。
収蔵作品展なども開催していることから、これを含めて検討していきたい。
 
委員  市民ギャラリーでも、郷土作品の展覧会をやっているが、これと百年記念館の展示のもとはどのようにされているのか? 
事務局  市民ギャラリーは、ギャラリー独自あるはさまざまな団体の方が企画・使用している。当館の収蔵作品を貸し出すこともある。当館の収蔵作品展などは、館所蔵の美術品を公開する機会としており、基本的には両施設は棲み分けを図っている。 
委員  百年記念館は専門分野の学芸員がそろっているとは思うが、質の高さを考えると、学会・研修会参加が少ないが、旅費の問題なのか? 
事務局  ご指摘のとおり、旅費の予算的なことである。 
議事(2)平成27年度主要事業計画等について 
事務局  【説明の要旨】
①運営方針・目標
②主要事業予算
③主要事業予定
 
  質問・意見なし 
委員長(議長)  ほかに質問・意見が無いようなので、本日の会議は終了とします。 
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平成26年度 帯広百年記念館運営審議会会議録(抄)  
開催日時:平成26年7月3日 13時30分~14時30分  
会議次第
1.教育委員会挨拶
2.委員長挨拶
3.報告事項
(1)平成25年度帯広百年記念館運営審議会開催状況
4.議事
 (1)平成25年度主要事業実施状況等について
 (2))平成26年度主要事業計画等について
 (3)その他
5.その他
6.閉会 
報告 平成25年度帯広百年記念館運営審議会の開催状況 
議事(1)平成25年度主要事業実施状況等について 
事務局  【説明の要旨】
①利用者等の状況
 利用者全体では前年比30%ほど増加し、15万人台となった。とくに企画展の開催回数を増やすなど、各種の展示講座の充実をはかった結果と考えている。
②主要事業について
(1)学習機会提供事業:企画展5件、ロビー展20件などの展示を開催。とくに夏休み期間にあわせて、当館の自然関係の調査研究成果などを紹介する企画展「捕る・採る・録る~生物研究のワザ」を開催し3289名入場があった。また、博物館講座16件(780名)をはじめ各種の講座・講演会・体験教室・見学会などを開催した。
 創造活動センター事業では陶芸講座をはじめとするモノ作りの各種講座、親子で陶芸や七宝などを体験する教室などを開催した。
 
委員  Q.昨年4月に「ネイチャー」に掲載され話題となった土器について、問合せや関連する企画などがあったのか 
事務局  A.土器については新聞等でも話題となったが、研究は国内外の研究機関によるものである。これに関する解説を展示室で実施し4回で127名の参加があった。他にも土器を目当てに来館される方がみられたが、学術的な問い合わせは少なかった。 
委員   Q.平成24年度末の収蔵件数と25年度末の件数を比較すると、それほどの増加は見られないが、収蔵庫のスペースについての将来展望は? 
事務局  A.収蔵庫はすでに収容能力を超えている。しかし、博物館としては資料収集を中止するという選択肢はない。今後も収集する資料を吟味し、工夫しながら対応していきたい。 
委員    Q.駅地下の市民ギャラリーに(美術資料の)収蔵機能を持たせるということで整備したのではなかったか? 
事務局  A.市民ギャラリー設置の段階で美術団体から要望はあったが、スペース的にも収蔵機能を持たせることは困難な状況にある。百年記念館については、収蔵スペースを広げるべく努力をしているところ。 
委員長(議長)  収蔵については将来的な課題となるということで、心に留めておいてほしい。 
委員  Q.学芸員の対外活動のうち、「市道4号線に係る現地立会」の内容は? 
事務局  A.道路の拡幅事業に伴う、市土木課と事業を委託されたコンサルタント、当館学芸員が工法や自然を保全するための方法などを現地で協議したもの。 
議事(2)平成26年度主要事業計画等について 
事務局  【説明の要旨】
①平成26年度の運営方針
 十勝圏域の広域施設として、博物館活動、創造活動センター活動を多様に展開し、活動を推進するもの。
②平成26年度主要事業
 展示関係では、8月7日~9月15日に「十勝に映画館がたくさんあった頃」と題した、当館が収蔵する写真などの資料と、「帯広最後の映画看板絵師」飯田和幸氏の制作による映画看板をおもな展示物とした、十勝の娯楽の変遷などを紹介する企画展を開催。また、2月には小樽市総合博物館と旭川市博物館との合同で「企画展・伝統工芸展」を開催する。ほかに収蔵作品展、ロビー展、新着資料展などを計画している。また、本年度も帯広市生涯学習施設4館が連携した事業の一環として「よりどりみどりがかフェスタ」、博物館と学校現場の交流・連携を密にする目的で「教員のための博物館の日」など博物館施設の利活用の促進事業にも取り組む。ほかに、講座・講演会・体験教室などの学習プログラムの充実や、資料の収集・保管・調査研究にも努める。
 
委員  Q.夏休み期間中は「十勝に映画館がたくさんあった頃」だけなのか? 
事務局   A.企画展関連では「映画看板を描こう」というワークショップをはじめ、「よりどりみどりがおかフェスタ」など他施設との連携事業、ロビー展「昭和の遊び道具たち展」、さらに、親子でモノ作りを体験する陶芸や七宝の創造活動センター講座などのプログラムを予定している。 
その他 
事務局  6月に発見された十勝監獄関連レンガ遺構について資料をもとに説明 
委員  Q.レンガ遺構は何年かしたら掘り返すのか? 
事務局  A.再調査が必要となった時には掘り返す可能性がある。そのためにシートや土嚢で養生したうえで埋戻しを行った。 
委員  Q.紀要への投稿は可能か? 
事務局  A.予算の関係上ページ数などに制約はあるが、一般の研究者などから投稿論文の掲載は可能である。ただし、内容は基本的には十勝に関するものであるなどいくつかの要件はあり、精査させていただく。基本的には、調査研究の成果を広く知っていただくことは、当館の紀要の趣旨に沿ったものと考えている。投稿希望の方には一度当館まで相談を持ちかけてほしい。 
委員長(議長)  ほかに質問・意見が無いようなので、本日の会議は終了とします。  
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平成25年度 帯広百年記念館運営審議会会議録(抄)  
開催日時:平成25年7月18日 13時30分~14時30分 
会議次第
1.委嘱状交付
2.教育長挨拶
3.開会
4.正副委員長互選
5.報告事項
(1)平成24年度帯広百年記念館運営審議会開催状況
6.議事
 (1)平成24年度主要事業実施状況等について
 (2))平成25年度主要事業計画等について
 (3)その他
7.その他
8.閉会
 
報告 平成24年度帯広百年記念館運営審議会の開催状況 
事務局  【説明の要旨】平成24年度百年記念館運営審議会は平成24年7月19日に開催し、平成23年度主要事業などの報告、24年度の主要事業計画などを諮り、審議した。(質問・意見なし) 
議事(1)平成24年度主要事業実施状況等について 
事務局  【説明の要旨】
①利用者等の状況
 利用者全体では前年比14%ほど減少しているこれは。貸室の利用者数の減少が大きく影響しているが、部屋の利用率は横ばいである。常設展示室は前年比8%の減。これは道外からの修学旅行の利用が無かったことが大きな要因と考えている。
②主要事業について
(1)学習機会提供事業:十勝各地で行われた遺跡の出土品等から3万年におよぶ人の歴史を紹介した、帯広市開拓130年・百年記念館開館30年特別企画展「発掘された十勝の遺跡」を8~9月に開催し、4,689名の入場があった。また、当館が収蔵する帯広の街並みを写した昭和の写真を、中心市街地の商店街やホコテンなどで紹介した「写真が語る帯広の街並み」を開催。ほかに、講座・講演会24事業をはじめ、体験教室・見学会などを開催した。
 創造活動センター事業では陶芸講座をはじめとするモノ作りの各種講座、親子で陶芸や七宝などを体験する教室などを開催した。
 
委員  Q.特別展示室の利用者が前年度に比べて倍近く増えているが、この要因は? 
事務局  A.当館が主催する企画展の回数増のほか、美術団体等によるギャラリー的な使用も増加したことがあるが、8~9月に開催した特別企画展「発掘された十勝の遺跡」の入場者が4500名を超えたことが一番の要因と考えている。 
委員  Q.貸室の利用者数が減っているようだが、市民ギャラリーがオープンした影響か? 
事務局  A.市民ギャラリーの影響とは考えていない。市民ギャラリーと同じ性格の当館の施設は特別展示室のみである。貸室の利用減は、1回に使われる団体等の人数の減少によるものと考えており、利用率は前年と比較して微増傾向にある。ロビーの利用は、ロビー展の開催回数を減じたためと思われる。 
議事(2)平成25年度主要事業計画等について 
事務局  ①平成25年度の運営方針
 十勝圏域の広域施設として、博物館活動、創造活動センター活動を多様に展開し、活動を推進するもの。
②平成25年度主要事業
 展示関係では、夏休み期間中に「捕る・採る・録る」と題した、当館が取り組んでいる自然系の調査・研究の方法や成果を紹介する企画展を開催。また、北海道立北方民族博物館と共催した「イヌイトの壁かけ展」、十勝に縁の美術作家にスポットを当てた絵画展「熊代弘法回顧展」などを開催。ほかに帯広市生涯学習施設4館が連携した事業の一環として「よりどりみどりがかフェスタ」、博物館と学校現場の交流・連携を密にする目的で「教員のための博物館の日」を開催するなど、新たな事業にも取り組む。また、講座・講演会・体験教室などの学習プログラムの充実や、資料の収集・保管・調査研究にも努める。
(質問・意見なし)
 
その他 
委員  Q.今年4月に「魚の油が付いた土器」が出土したと専門誌に発表されたことが報道されたが、その情報と今後の企画などは? 
事務局  A.報道は、2003年に発掘調査を実施した帯広市大正3遺跡から出土した14,000年前の土器に付着した炭化物を、日欧の研究チームによって新たに分析をが行われ、「海産物を煮炊きした土器としては世界最古」という結果が英国の科学雑誌ネイチャーの電子版に発表されたもの。この結果について国内の新聞各紙が大きく報道し、話題となった。
 この土器は発掘当初から、道内最古の土器であることは認識しており、同遺跡の発掘調査報告書にも詳細を掲載し、常設展示室にも『最古の土器』コーナーを新設し、原資料と解説パネルを展示している。
 今回の発表・報道を受け、当館では常設展示室の展示コーナーで担当学芸員によるギャラリートークを2日間に4回実施したのをはじめ、その後も解説を希望する来館者にスポット解説を行っている。この土器については、今後もさまざまな形でPRを続けていきたいと考えている。
 
委員  Q.ホコテンで街の絵を描いて展示したり、動物の絵を描いたりと、百年記念館の周辺は絵になるところがたくさんある。動物園を含め、多くの場所で学生や幼稚園児に絵を描いてもらい出品するような企画を3年に一度くらいやれないものか?
事務局  A.難しいところもあるが、創造活動につなげるとことを含めて検討したい。報 
委員  Q.資料収集について、骨董品の類の引き取りの問い合わせはあるか? 
事務局  A.問い合わせは相当数ある。当館の資料の収集方針は、履歴がはっきりしていること、十勝・帯広に関係あるものであることが大前提となっている。問い合わせがあった場合は、担当者が事情を聴取し、実物を見に行ったうえで判断している。時として、他の施設を紹介する場合もある。
 いずれにしても、資料の情報は多く保有しているので、相談していただけたら、お答えすることも可能である。
 
委員長(議長)  ほかに質問・意見が無いようなので、本日の会議は終了とします。  
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平成24年度 帯広百年記念館運営審議会会議録(抄) 
開催日時:平成24年7月19日 13時30分~14時30分
出席委員:17名
  
報告 平成23年度帯広百年記念館運営審議会の開催状況 
事務局   【説明の要旨】 第1回審議員会では、使用料金改定の考え方を説明し、協議いただいた。第2回審議会では、使用料金の改定及び当館の運営状況について協議いただいた。(質問・意見なし)   
議事(1)平成23年度主要事業実施状況等について 
事務局  【説明の要旨】
①利用者等の状況
 前年度に比べて8,500名ほど増加し、トータルで136,084名となった。この要因としては、23年1月にアイヌ民族文化情報センター「リウカ」を1階の常設展示室入り口横に移設し、リニューアルしたことによる効果が大きかったものと考えている。なお、各室(貸室)の利用人数は減少気味であるが、利用率に大きな変化はない。
②主要事業について
(1)広域事業 百年記念館運営連絡協議会事業として「古文書教室」1回、移動展、「浦島甲一写真展~とかち野讃歌」5会場、音の博物館「なつかしのレコード」3会場を開催。した。なお、音の博物館は当館ボランティアの会の協力を得て実施した。
(2)学習機会提供事業 企画展は「とかちの化石」を8月~9月に、足寄動物化石博物館の協力を得て開催し、3,750名の入場があった。展示関係ではほかに収蔵作品展「魂の画家・寺島春雄の世界」、市民ギャラリーを会場に収蔵美術作品展「とかちの讃歌・十勝の表情」などを開催した。講座関係では、博物館講座12回をはじめ、自然観察会(6回)、体験教室(4回)、連続講座などを実施した。
 創造活動センター部門では、前期・後期・夜間の「陶芸講座」、夏・冬の「親子陶芸教室」、夏休み「親子七宝教室」のほか、修学旅行の体験の一環として行う「希望陶芸」を開催。また「郷土美術展」・「陶芸サークル展」などの展示、「ロビーコンサート」(10回)、「デッサン教室」なども実施した。 
委員  Q.来館者の動向で、東北大震災の影響はあったか 
事務局  A.海外からの来館者の動向は、詳細な数字はないが、震災の影響というよりも、近年のアジアからのチャーター便の運航停止の影響が大きい。国内旅行者は、4~5月はやや減少傾向にあったが、それ以降はほぼ前年並みの数字と把握している。 
議事(2) 平成24年度主要事業実施状況等について  
事務局  【説明の要旨】
(1)広域事業 移動展「博物館はなぜ標本を集めるのか」を百年記念館運営連絡協議会事業として開催を予定。これは、植物標本を中心に、博物館が標本を収集する意義と標本の果たす役割を実物と解説パネル、出前講座等で概説するもの。ほかに、「古文書教室」、「音の博物館」を開催する予定。
(2)学習機会提供事業 今年度は特別企画展として「発掘された十勝の遺跡」を開催。これは、帯広市を含め十勝管内各町村でこれまで実施された発掘調査で出土した多様な遺物を展示し、3万年におよぶ十勝の人類史を紹介しようとするもの。なお、この展示は帯帯広市開拓130年・百年記念館開館30年記念事業として開催。また、ほかに、当館収蔵の歴史写真を帯広市の商店街などを会場に展示する「おびひろ街なか写真展」を開催。ほかに、博物館講座・体験教室・
観察会・連続講座・収蔵作品展などの開催を予定。
 創造活動センター部門では例年同様、前期・後期・夜間の「陶芸講座」、夏・冬の「親子陶芸教室」、夏休み「親子七宝教室」のほか、修学旅行の体験の一環として行う「希望陶芸」を開催。また「郷土美術展」・「陶芸サークル展」などの展示、「デッサン」「版画」教室などの開催を計画している。
委員長(議長)   質問・意見が無いようなので、本日の会議は終了とします。 
   
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平成23年度 第2回 帯広百年記念館運営審議会会議録(抄) 
開催日時:平成23年7月14日 13時30分~14時30分 
会議次第
1.委嘱状交付
2.教育長挨拶
3.開会
4.正副委員長互選
5.報告事項
 (1)帯広百年記念館使用料の改訂について
 (2)平成22年度運営審議会開催状況
6.議事
 (1)平成22年度主要事業実施状況等について
 (2)平成23年度主要事業計画等について
 (3)その他
7.その他
8.閉会
 
報告(1)使用料の改定について 
事務局 【説明の要旨】現在、帯広市全体で使用料・手数料の改訂について論議を進めており、第1回審議会で基本的な考え方を説明した。今後のスケジュールは6月議会に提案済みであり、その後総務文教委員会に付託された。順調に行けば、9月議会で議決され、平成24年度からの実施を想定している。当館にかかる部分は、常設展示室・貸室とも数%の値下げとなる予定であり、ほかに、常設展示室の団体区分の変更、通年利用券、3館共通入場券も改訂し、より利用しやすい料金体系となる予定である。
議長 質問・意見が無いようなので、本件は終了とします。
議事(1) 平成22年度主要事業実施状況等について
事務局 【説明の要旨】
①利用者等の状況
 平成22年度は、常設展示室・博物館活動、創造活動センター事業、貸室などトータルで127,580名の利用があった。このうち常設展示室入場者(15,100名)は前年度対比で4%ほど減少したが、これは小・中学校の団体入場者の減少が大きな要因となっている。
②主要事業について
(1)広域事業:当館収蔵の美術作品を管内7町村で展示する移動展「北海道を描いた作家たちの世界」を開催したほか、「音の博物館」(管内移動博物館事業)・「古文書教室」などを百年記念館運営連絡協議会・百年記念館ボランティアの会の協力で実施した。
(2)学習機会提供事業:博物館講座・見学会・体験教室関連では28講座を開講し895名の参加があった。展示関係では企画展「野生生物を調べる」を帯広畜産大学の協力をいただき開催したのをはじめ、当館収蔵の美術資料を紹介する収蔵作品展「桑原翠邦・柴田恵山 墨蹟展」などを開催した。
 創造活動センター事業関連では、前期・後期・夜間の「陶芸講座」、夏・冬の「親子陶芸教室」のほか、修学旅行の体験の一環として行う「希望陶芸」を開催したほか、「郷土美術展」・「陶芸サークル展」などの展示、「ロビーコンサート」・「デッサン教室」なども実施した。
(3)アイヌ文化関連:アイヌ民族文化情報センター・リウカを中心に、情報発信、資料の収集・調査、普及事業を実施。また、本年1月にリウカを移設・リニューアルし、学習機能の充実を図った。
委員 「ふるさとの語り部」という本は、図書館とか一般の人の目に付くところにおいてあるか
事務局 道内の市立図書館、管内全町村の図書館・教育委員会、市内の小・中学校に送付している。発刊のお知らせなど広報も行っており、館内のミュージアムショップで販売もしている。
委員 昨年の企画展は帯広畜産大学と連携していたが、今年度は?
事務局 昨年度の「野生生物を調べる」では、収蔵標本の借用や講座の講師などで畜産大学をはじめ関係機関に協力をいただいた。今年度の企画展は化石を中心とした自然史分野を計画しており、足寄動物化石博物館の協力をいただきながら開催の予定である。なお、博物館講座などでは畜産大学・北海道大学などと連携を図りながら開催するものも予定している。
委員 百年記念館の周辺で美術を楽しむ人が、この施設で展覧会を開き、そうすることで人が集まる。大人から子供まで来場するこの建物を建てたことが評価されるのではないか。そのためには郷土展のようなものが始まりだと思う。
事務局 管内在住の方の美術作品を発表・鑑賞する「郷土美術展」を開催しており、昨年度は88点の応募があり、約1000名の観覧者があった。
委員 学芸員の国際会議の出席などの現状は?
事務局 昨年度に出席した国際会議は国内で開催されたもの。調査などで海外に出張する事例も稀にあるが、旅費などは主催者が負担するもの以外は困難な状況にある。国内の会議であっても、研修旅費は無いに等しいのが現状である。
議事(2) 平成23年度主要事業計画等について
事務局 【説明の要旨】
(1)広域事業:当館収蔵の美術作品のうち、昨年度寄贈された浦島甲一氏による十勝の自然の写真展を、希望する町村で展示する移動展を開催するほか、「音の博物館」(管内移動博物館事業)・「古文書教室」などを百年記念館運営連絡協議会・百年記念館ボランティアの会の協力で実施する予定である。
(2)学習機会提供事業:博物館講座・見学会・体験教室関連などのプログラムを開講する。展示関係では企画展「とかちの化石」を足寄動物化石博物館の協力をいただき開催するのをはじめ、当館収蔵の美術資料を紹介する収蔵作品展などの事業を実施する。
(3)その他:アイヌ民族文化情報センターを中心としたアイヌ文化の調査・普及活動、博物館ボランティアによる活動の充実などに努めていく。また、施設整備では、現在の身障者用トイレを多目的トイレに改修するための工事を予定している。なお、先の大震災で被災した岩手県陸前高田市立博物館収蔵の植物標本のレスキューに取り組んでいる。
議長 質問・意見が無いようなので、本日の会議は終了とします。
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平成23年度 第1回 帯広百年記念館運営審議会会議録(抄)
開催日時:平成23年5月12日 14時00分~14時40分
会議次第
1.委嘱状交付(推薦団体の人事異動等に伴う委員の変更)
2.教育長挨拶
3.開会
4.議事
 (1)帯広百年記念館使用料の改訂について
 (2)その他
5.その他
6.閉会
議事(1)使用料の改定について
事務局 【説明の要旨】
 帯広市では、平成17年度に設定した使用料等の改訂に関する考え方を検証し、平成24年度に向け料金設定のルールを全庁的に統一した考え方で整理し、当館を含む社会教育関連施設においても、関係団体や各種審議会等の意見をいただきながらまとめていこうとするもの。
 この考え方は、平成17年度の料金改定時の①行政サービスの安定的・継続的提供②受益者負担の原則に、新たに「施設の目的達成」を加えたものである。
 今後のスケジュールは、審議会等の意見を伺い6月議会に提案、9月に議決されたなら、平成24年4月からの実施を想定している。
委員 料金の変更は何年間隔くらいの想定か?
事務局 前回の改訂は平成17年で6年経過しているが、今回の見直しは過去5年遡った利用状況をベースとしている。
委員 博物館の料金は、博物館法では無料というのが基本的な考え方になっているが、そこに全庁統一的にコストを突っ込んで使用料を計算するという考え方との整合性をどう捉えるのか
事務局 百年記念館の博物館機能の部分については、博物館法の但書きをもとにしており、根本的な部分での変更は無い。ただし、教育施設という配慮から小中学生無料の原則は今後も継続するし、減免については税で負担する考えであり、コストから外している。
百年記念館を設置した段階で、ある程度は受益者負担をいただこうという考えになっている。
委員 料金が下がるということは利用者が多いということか
事務局 前回設定した料金が実際にかかったコストより高く設定したということも考えられるし、利用目標数が当初設定したよりも多かったことなどが考えられる。
委員 料金設定が大人と高校生の区分となっているが、大学生や専門学校生を高校生料金の枠に入れると利用しやすくなるのではないか
事務局 高校生料金は部全体の施設の中で統一して見直す形となったが、大学生については大人扱いとなっている。
料金設定に無くても、減免規定という形での優遇も不可能ではないため、他施設とのバランスを考えながら制度の検討を図りたい。
議長 質問・意見が無いようなので、本日の会議は終了とします。
○帯広百年記念館運営審議会規則  昭和57年9月16日教育委員会規則第13号
帯広百年記念館運営審議会規則
(趣旨)
第1条 この規則は、帯広百年記念館条例(昭和57年条例第8号)第12条に規定する帯広百年記念館審議会(以下「審議会」という)について必要な事項を定めるものとする。
(委員長及び副委員長)
第2条 審議会に委員長、副委員長を置き、その選出は委員の互選とする。
2 委員長は、会議の議長となり会務を総理する。
3 副委員長は、委員長を補佐し、委員長に事故あるときは、その職務を代理する。
(招集)
第3条 審議会は委員長が招集する。
(部会)
第4条 審議会は必要に応じて、部会を置くことができる。
第5条 この規則に定めるもののほか、審議会の運営に関し必要な事項は、委員長が審議会にはかって定める。
 附 則
 この規則は、公布の日から施行する。